人気がある所に急に予約と取ろうと思ってもダメだということに気付いて
どこでもいいやー、日本人ならーと思って電話したら、とある所で明日行けることになった。
なんと、うちから歩いて行ける場所(車で行くけどね)。
子供達を学校に送っていく途中、いつも見ていたおうちだった。
看板出してないんだって。
なんでも40年間美容師をやっていて、若い頃はいろんな所でバリバリやってたんだけど
今はのんびり、噂を聞いてやってくる日本人のお客さんだけを相手にしているのだそう。
自宅に設備は揃ってるのよっておっしゃっていた。
40年間って言ったら、たぶん60才は越えてるんだろうね。
そんなことになったら、英語を話す機会なんて本当にないだろうなーと思うんだけど。
しかも電話した時、留守番電話のメッセージが思いっきりカタカナ英語だったのだ。
それでも数十年間アメリカでやってこれたんだーと思った。
この地域はホント不思議な所。
昨日夕食のピザが焼けるまでお店で待ってた時も、スタッフがみんな違う言葉を話していた。
奥では多分スペイン語。
でカウンターにいたお兄ちゃんの友達が食べに来ていたみたいで、お兄ちゃんはずっと友達と中国語で話していた。
で、そのお兄ちゃんが私に「日本人?」って聞いてくれて、最後は「ありがとー」って言ってくれた。
他の言葉で話してる人もいたみたい。
でもみんなで話す時は英語。
英語は意思の疎通のための道具であって、たぶんかなりの人たちが家では他の言葉を話している。
だから、つたない英語に対してすごく優しいんだよね。
とにかく内容が伝わればいい。
美しい言い方なんて必要ない。
アメリカの中でもかなり特殊な地域だと改めて思ったのでした。
話は飛ぶけど、ロスでカウンセラーをやってる日本人の方にメールでいろいろ質問してたんだけど
トランスパーソナル心理学って、ここ北カリフォルニアではたぶん当たり前に存在するんだけど、全米から見たら特殊ですよーって言われた。
そこは意識しておいた方がいいって。
そうなんだー。
ここでしか通用しないことっていろいろありそうだなって思った。
ロスだってカリフォルニア州で、ここより日本人は多い所なのに。
サンフランシスコ周辺って、アメリカの中でもちょっと変わっていて、
たぶん世界の中ではかなり変わっている所なんだと思う。
美容院を探していて、そんなことまで思ったのでした。
この地域にどれくらいいられるかなあ。
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