この数日間、これからアメリカで何を目指そうかということを、割と真面目に考えていました。
以前から思ってたのが心理学の学位なんだけど
学生をするとなると、高額な授業料を払い、しかも収入がないという悲惨な状態になるので
なんとか他の道は無いものかといろいろ探していたわけです。
で普通考える、アメリカで医者をやろう!もし精神科ができれば面白そうだし・・・ということを、具体的に調べてたんだけど
結論を言うと絶対に無理!!
難しいテストをなんとかクリアしたとして、それでもやっぱり就職先が無いらしい。
アメリカでは医療訴訟が増加しているので、言葉に問題のある他国出身の医者を採用してくれる病院はどんどん少なくなってきていて、というよりほとんど無くなっている状態のようだ。
10年前とも状況が全く違うって。
どんなに条件が悪くてもいいです、どんなに僻地でもいいです、っていう覚悟がないと
勉強だけいくら頑張っても無理ってことらしい。
「どこかの日米友好プログラムで、強制的に日本の医者を受け入れさせている所くらいしかもう就職できませんよ」とアメリカで医者をやっている日本人の先生がブログで書いていた。
20代のうちに渡米するとか、医者として特別な実績がある人とかはまた別。
私のように40才前で、論文なんて全く書いてないような人は最初からお話になりませんって感じだな。
100パーセント無理っていう話ではなくて、ここから頑張ってネイティブ並みのの英語を身につけ、全ての試験で満点を取れば、それは可能性はあるでしょう。
でもそこまで頑張る意味自体を見いだせない状態では、そっちの道を考える必要は無くなったわけですね。
今の所、日本では医師免許を取れば一生安泰なわけで
数年毎の資格更新試験のあるアメリカで、よっぽどのやる気を維持しないと
なんでわざわざアメリカで医者やってるんだろうと思ってしまうようです。
アメリカがよっぽど好きな人は、アメリカで暮らせるだけでも幸せなんでしょうけど。
まあそういう人は、若いうちにアメリカに渡ってしまうんでしょうけどね。
私なんかは将来は日本で医者をしたいと思っているんだし、精神科ならともかく、少しでも可能性のある小児科をやるためにそこまでやる気にはなれない。
って言うより、どんなに努力しても無理だし。
この結論にやっとたどり着いたんだな。
あーあ。
それにしても、ネットで調べたらこれだけの情報が得られるというのがすごい。
今までだったら、実際にアメリカで働いている日本人の先生に会いに言って、直接話をするくらいじゃないと、現状っていうのは見えてこなかったと思うんだよね。
実際に勉強する前にあきらめさせてもらえて良かったな。
望みは絶たれた。
心理学かなー。
そっちもかなり大変そうなんだけど。
でも主婦よりマシ。
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