英語の勉強といいつつ、映画にばっかり詳しくなっていくような気がするんだけど、
まあいいとして、今回はロバート・アルトマン監督の「3Women(3人の女)」。
それにしてもタイトルなんとかなりませんかね?
ネットで検索するにもしようがない。
検索結果がどばーっと出てきましたよ。
ロバート・アルトマンというのも有名な監督さんのようで
「M★A★S★H」(1970)や「ギャンブラー」(1972)、「ナッシュビル」(1975)なんかで賞をもらいまくり、
最近でも「ザ・プレイヤー」(1990)や「ショート・カッツ」(1993)が評価されているようです。
アメリカ映画の鬼才と言われている監督さんですね。
今回見た「3人の女」はまたもや1977年の作品。
1980年の不遇の時代に入りかけの頃ですね。
ものすごい傑作ではないけど、かなりいい線いってると思います。
面白いんじゃなくて、すげーって感じ。(この表現力の無さ、なんとかなりませんかね。)
不安にさせるような音楽がずーっと流れてて、頻繁に出てくる絵もおどろおどろしい、人の不安を煽るもの。登場人物もみんな不安気で、でも目をぎょろっとさせていて攻撃的な感じ。
描いているのは、単なる日常生活なんだけど。
シシー・スペイシクとシェリー・デュバルって人が主役の女性2人なんだけど
「キャリー」と「シャイニング」の方々だそうです。
シャイニングは見てないんど、キャリーって私が生まれて初めて映画館で見たホラー映画ですよ。小学校2年か、3年だったと思う。怖かったなー。
その時期ジョーズとかも流行ってて(ジョーズがキャリーの前年だけど、これはホラーじゃなくてパニック映画だよね)、しかもそういうのってテレビでは見ないで映画館で見てたから、なかなかスリリングな少女時代を送ってますね。私。
1970年代後半ってヒッピー文化の終わりかけで、その後の異様に明るく前向きなニューエージが広まる前あたりなんでしょうかねー。
ラストにそんなことをチラッと考えたりして。
「欲望のあいまいな対象」と違って、人間が好きなのねー、よかった、と思ったのです。
フランスとカリフォルニアの違いかな?
「3人の女」の舞台はカリフォルニアです。
この感想文で、言いたいことが分かる人は偉い。
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