水戸まではるばる行ってきましたよ。
精神科のクリニックなんだけど
裏にキックボクシングのジムや畑、田んぼを作って
患者さんと汗を流してるんだって。
思春期の不安定な子供や引きこもりの子供達も熱心に診てて
外来も見学させてもらいました。
一番驚いたのが、キックボクシングのジム。
もっとぼろぼろのちゃちいものを想像してたんだけど
デザイナーに入ってもらって、赤やら青やら黄色やら
とにかく現代風のカラフルなデザインの建物で
公式戦もやれる本物のリングだったよ。
建物もすごく大きかった。
トレーニング用の機械も揃ってたし。
トレーナーは元日本チャンピオンだかの立派な人で
そこで患者さんである子ども達を集めて
キックボクシングをしてるんだな。
生徒の3割くらいの人が患者さんじゃ無い人だって。
いじめられっ子はまず強くならないといけないってことで
本当にいじめられててクリニックに通院してた中学生の子供と院長が
私の前でスパーリングしてくれました。
ドラマに出てきそうな話でしょ。
ストレスが貯まってるお母さんたちを集めてサンドバッグを叩かせたりもしてるんだって。
隣の部屋には、これまたかわいらしい育児室もあったのだ。
一角にぴっかぴかの業務用キッチンがあったので
何故?と思ったら
なんと院長先生は医学部3年生の時にフランス料理のシェフになりたくて
本気で退学考えたんだって。
なのでいつかすごい料理を作ってやろうと思って
キッチンを作ったんだけど
5年間、お湯を沸かす以外使ってないって言ってた。
ぜひ作っていただきたい。
これからも親子教室なんかの見学に行かせてもらうことになったんだけど
なんせ遠いもんだから、外来で仕事をさせてもらうことは難しそうなんだよね。
車で片道2時間弱、電車だと3時間近くかかるんじゃないかな。
通うのに。
希望すれば働かせてもらえそうなんだけど。
というわけで、すごい話に繋がるんだな。
なんと今東京でビルを探してるんだって。
分院を作るんだそうだ。
そこで院長やりますか?みたいな話になった。
ひょえーっと思ったんだけど。
実際その先生が東京でクリニックやってくれたら
ぜひ一緒に働かせて欲しいんだけど
果たしてどうなることやら。
ちなみに、その先生も若い頃、近所で亡くなった人がよく夢に出てきてたとか
そんな話をちらっとされてました。
奥さんがいろんなワークショップやらセミナーなんかに出席しまくってて
デイケアのプログラム作りを一手に引き受けてるんだって。
復職支援担当の事務の人もすごく優秀で
熱心に企業との関係を作ったりしてるみたいで
チーム医療がうまくいってるんだろうなーと思ったのでした。
その一員に私もなるかい?
その先生と、栄養療法の溝口先生とはとっても信頼しあっているので
そういう医者のグループには入れそうかな、とは思ってるんだけど。
ちゃんと頑張っている先生とどんどん知り合いになれるので
最近とっても幸せなのでした。
とある霊能者に言われた「これから転機のてんこ盛り」っていうのを
実感している今日この頃ですねー。
うーむ、それでアート関係のクラスでもあったら、かなりいいな。アロマセラピーなんかもあるとか。
日本語で音楽療法っていうと、全然ピンとこないんだけど。日常的に歌やキレイな絵があるっていうのは、本当は大事なことなんだと思うんだよね。。。宇宙には音楽が満ちていて、人の魂はそれを元にして出来ているんだっていう、理屈なんかはナシにしてもさ。
投稿情報: chiko | 2008年10 月12日 (日) 08:39
うーーーん・・・
それはハードルが高いと思うなあ。
日本ではやっとここまで来れたというかさ・・・
私にそういう施設作れって言われたら困るし。。。
トライフォームが頑張ってるっていうのは最近とみに良く分かる・・・
思春期の子供に深く関わると(トライフォームは知的障害者だけど)、お金になりそうにないなーっていうのも良く分かる・・・
点々ばっかりのコメントだけど
お金を儲けようとすると、日本の今の精神科をやるのが一番楽なんだな。
私が何を、どこまでやるのかっていうのは非常に難しい問題だ。
投稿情報: ふぃん | 2008年10 月12日 (日) 09:21