アメリカでは抜けた歯を枕の下に置いて眠ると、その歯を持って行って、代わりにお金や綺麗な石を置いていってくれるという、ややこしい妖精がいるらしい。
日本にいる頃から、私の姉の家にはそれをしてくれる「押し入れ小人」がいたもんだから
仕方なく我が家にも押し入れ小人に来てもらっていた。
綺麗な石だと続かないから、手っ取り早くお金。
上の子なんて、欲しい物ができると「歯が○本抜けたら買える」とかわいくないことを言っている。
下の子はそれをずっと見ていたので、
「いくらもらえるのかなー?」
「初めてだからお願いの仕方が分からないのー。ママ手伝ってー!」とこれまた大騒ぎ。
昨日は小人にあげる決心がつかずに、やっと今日枕の下に置くことにした。
ところが上の子は、ついこの間、素直に「小人さん、よろしくお願いします。」と手を合わせてかわいらしくお願いしてたのに
「ママがやってんじゃないのー。」というとんでもない発言をしたのでした。
なんてヤラシイやつ。
「そんなわけないでしょ。ママ歯なんて欲しくないよ。」と言うと、「それもそうだね。」と納得してたけど。
サンタさんもそうだけど、面倒くさい年齢になりましたねー。
欲しがるものも高額になってくるし。
下の子の所には、しばらく小人さんが来てくれることでしょう。
素直な心を忘れないように。
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