どうして4人があんな能力を持つようになったかっていう話だから
ちょっとかったるいんだけど。
それは主役の一人のジェシカ・アルバも言ってたから、みんな分かってシリーズ化するために我慢してるんだろうね。
それはいいとして、一番印象に残ったことは
岩みたいなおじちゃんの奥さんだな。
おじちゃんの外見だけが変わって、中身は全く変わってないのに
夫だって分かってて怖がって逃げ出すし
夫が大惨事を回避するために大活躍して、居合わせた人達が拍手喝采してるのに
その中で結婚指輪を外して、地面に置いて立ち去るし
「ちょっと待て」と声をかけたくなりました。
それはちょっとあんまりじゃない?
おじちゃんがそんな体になったのだって、仕事中の事故なんだし
見舞いにも行かず、会いに来た夫の外見だけを見て逃げ出すってあり?っと
一人でずーっと引っかかってたんだけど
映画はそんなことおかまいなしにどんどん進んでいきました。
白雪姫のお話の魔女が、本当は実母だったんだけど後に義母に変えたとか
可愛い7人の小人は実は森においやられた身体障害者で、身を寄せ合って暮らしてたんだとか
白雪姫のお話自体が、若い娘のバカさ加減を描いたお話だったとか
何故かそっちを連想したのでした。
童話の中の怖いシーンってことで。
「ファンタスティック4」の中で一番怖いシーンは、間違いなく奥さんが指輪を置いて立ち去るシーンでしょう。
人が人を受け入れるって大変なんだなあと
たぶん制作者の意図とは全く違う所で考えさせられたのでした。
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