昨日の続きで、英語の話。
ここベイエリアは全米でも有数の移民の多い地域。
家庭で英語以外の言葉を話している人の割合が年々増加してるんだとか。
そういう地域だと、英語を話せない人たちが頑張って仕事をしているのをよく見かけます。
例えば我が家の隣に来ているガーデナー(庭師)さん。
夫婦二人でやってるんだけど、奥さんはまだ片言の英語が話せるんだけど
ダンナさんはほとんど全く話せません。
あと、子供が行くことになった公文の塾長さん。
日本人のおじさんなんだけど、説明会で本当のカタカナ英語で1時間しゃべりまくってました。
日本語の文章を、単語だけ英語に直したような英語で、それでも堂々と説明してた。
たぶんあんまり伝わってなかったと思うんだけど・・
ダンナも、「何言ってるかわからん、頭が痛くなってきた・・」って言っていた。
運転免許を取りに行ったときも、カウンターにいる人たちの英語が、ものすごく変だった。
しかもみんな。
家で他の言葉を話してるのか、二十歳超えてアメリカに来ましたって感じ。
それでもちゃんと仕事ができてるんだもんなー。
みんな偉いなあと思いますね。
上手な英語じゃなくても、とにかく頑張ってる人がいっぱいいるなーと思うのでした。
それと、そういう人を社会が受け入れているところがすごい。
公文だって、インド人や中国人の生徒がたくさんいるんだよね。
英語ができない塾長さんがやってる塾に子供を通わせるのはどうなの?って思うんだけど。
塾長さんは、「私が英語を教えるのではありません。スタッフはみんな上手です。」って笑いを取ってた。たくましい。
アメリカの中でもかなり特殊な地域だと思います。
なので気を抜くと、まじめに10年経っても英語が話せないっていう状態になると思う。
英語が話せない人に対して、とにかく優しい。
前いたノースカロライナに比べて、明らかに優しい。
そうそう、ダンナがこの間ふらっとゴルフショップに入ったら、「いらっしゃいませー」って普通に日本語で言われてびっくりしたって。
見回すと店内全て日本語。
「知らないで入ったんですか?」って逆に笑われたようだ。
本屋さんも、日本の本屋さんをそのまま持っていったような本屋さんがあるしね。
日記を書いてる今も、子供達はロケーションフリーで録画した「ポケモンサンデー」という日本の番組を大笑いしながら見てるし、私も「オーラの泉」は欠かさず見てるし。
マジでやばいかも。おそるべしベイエリア。
開き直らないようにしないと。
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