今日イワシのしょうが煮を作った。
生まれて初めて、頭の付いた魚を買ってきた。
生まれて初めて、生の魚をぎゅっと握った。
生まれて初めて、残ってるウロコをごりごり取った。
生まれて初めて、死んだ魚にじーっと見つめられながら頭を切り落とした。
生まれて初めて、生の内臓を取り出した。
かなりどきどきした。あー疲れた。
世間の奥様方は日々こんなことをしてらっしゃるのだなあ。
漁師さんや魚屋さんは偉いなあ。コックさんもだ。
魚を食べるのは大好きだったけど、今までずっと、とにかく生の魚に触ることから逃げてきました。
お寿司もお刺身も焼き魚も大好き。
単に気持ち悪かったのです。ごめんなさい。
医学部の実習でも、ちっちゃい鮫とか、犬とか、ウサギとか、
なんだかいろいろ解剖というのがあったのですが
ことごとく逃げてきました。スケッチだけしてた。
か弱い女の子の振りをしてたら、先生もなんとなく見逃してくれてた。
いやあ、今日は何かを乗り越えた気がしますね。
「生活を変えるためにもアメリカに住むのはいいかもしれません。」
そう言ってくれた霊能者の人がいましたが、
今日はちょっと成長できた気持ち。うふふ。
イワシのしょうが煮で人生の転換期を実感できる人もあまりいないに違いない。
しかも何故アメリカに来てまで、イワシのしょうが煮・・・
そこにイワシがいたから・・・ しかも日本語で「イワシ 特価!」と書いてあったから・・・
日系スーパーのニジヤさん、ありがとう。
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