ふぃんさんのぶろぐ

出張の日の朝

今日からパパは2泊3日の出張です。
朝、ちょうど私がいつも起きる10分くらい前にお出かけです。
起きてあげようかなーと思ってたんだけど
パパが「別にいいよ。」というので、
布団の中から「行ってらっしゃーい。」と手を振りました。
お気楽なもんです。

ところが・・・

5分くらいして、「非常事態発生、起きて。」と言われました。
「パスポートが無い。一緒に探して・・」　　
「はあ？」って思いっきり言いましたね。

今回はアメリカ国内の出張なので、絶対に必要なわけじゃないんだけど
パスポートの代わりに必要な運転免許証の、正式なものをパパはまだ持っていないのですね。
何故か手続きに時間がかかっていて、普通の紙に顔写真が荒っぽく印刷してある仮免許証しか持っていないのです。
カリフォルニア州内ならともかく、他の州でどの程度通用するか分かりません。
なんせアメリカなので。

とにかくパスポートは持っていた方が絶対にいいのです。

「なんで今頃・・・」
「出発の予定時間過ぎてるんですけど・・・」
「さっき笑顔で行ってきまーす、って言ったの誰？」
「2週間前に出張から帰ってから、1度もパスポート見てないわけ？」
ぶつぶつ言いながら探すこと数分。

「あった。」とおっしゃいました。
入れてるはず、と思ってた所にやっぱりあったようです。
そのまま慌てて出て行かれました。

無事に行けたからいいんですけど、あの朝の数分は何だったのでしょう。
いつもの事なんだけど、物事がすんなり行きません。
こういうことに関して、成長してる感じがないんですよねー。
同じペースで予想外のことが起きるのです。
それって変じゃありません？

彼は今頃、「はー間に合って良かった。神様ありがとう。」とか言いながら、飛行機の中で幸せに本でも読んでいることでしょう。
何か違うと思うんだよねー。

夢で遊ぶ

今まで瞑想教室にも通いまくって、ノウハウはだいぶ分かってきました。
どこに行っても、やっていることは基本的に同じなわけですね。

そんな中で、バージニアのモンロー研究所というところだけが
コロンブスの卵のように違っていました。
あそこも何十年も前からある所なので、新しいというより異質なんでしょうけど。

なんせ一人用の個室で、布団に入って瞑想するのです。
すごいでしょー。まず無いと思いますよ。そんなとこ。
で、5日間やるので、毎日朝も昼も夜も布団に入って半分寝ていると
そのうち眠れなくなるのです。要するに寝過ぎ。

まあそういう、もう眠れない状態での瞑想って、ちょっとトリップできる感じがあってたまらないのですねー。
布団の中でぬくぬくだし。

で、今日のお昼寝。

久しぶり（といっても数日振り）に、なんか面倒臭くなって昼間っから布団に入りました。

夜もある程度寝てるので、熟睡ではなく、うつらうつらと寝たり起きたりしていました。
そうすると面白いことに、夢の中で起きていられるのです。
金縛りに近いけど、現実の方じゃなくて夢の方に自分がいるのです。
夢だから飛べるに違いないって思うと、本当に飛べるのです。
夢だけど。
でもいつもの夢と違って、飛ぶときの空気抵抗の感じとかも分かって
しかも次の場面が自分の予想外というか、これは自分で思いつけないでしょーという世界にいたりして、単純に面白いのですね。
おお、そう来たかーとか突っ込むのです。自分で。

そういうのって普通の夢ではできないでしょ。
自分が夢の中でいる部屋の隅々を見て回ったり。

で、昼寝だから途中何度も目を覚まして、その度に見た夢を復習して、さあ次は何をしよう、と思ってまた寝るのですね。ぬくぬくしながら。

これでスピリチュアルカウンセラーの練習になるかどうかは分からないけど
ちょっと楽しいひと時なのでした。

一つ問題なのは、寝過ぎると頭が痛くなるように、これをやるとその後頭痛が続くのです。
頭痛薬飲みながらやる程のことではないし、ちょっと頭に痛い（文字通り）午後を過ごしました。

早くまた昼寝したいなー。

確実に家事が滞ります。

ウォーカソンと、カタソン

何語か分からなくなっていますが
WALK-A-THONと、KATA-A-THONと書きます。

今週はイベントウィークになっていて
週末小学校で、運動会のようなイベントがあるのです。
それがウォーカソンです。
「歩く」のウォークに「マラソン」のソンをくっつけたのですね。

子供がグラウンドをぐるぐると歩くだけのイベントのようですが
1年で一番大きなイベントみたいで、学校側も力が入っています。
そこで寄付とボランティアが問題になるのですが
寄付の方は最初から定額で寄付してもいいし、子供が歩いた周数に応じて寄付をしてもいいことになっています。

例えば1周1ドル、という風に書いておいて、10周歩いたら10ドルとか。
寄付する人が、子供に頑張って歩くように言うのでしょうね。
頑張ればたくさん寄付してあげるよって。

近所の家を回って、寄付してくださいってお願いしてる子もいました。
たいてい親戚に頼むみたいですけど。

カタソンの方は、カラテ道場のイベントですね。
これも半分寄付のためのイベントです。

「空手の型」のカタにソンです。
1時間ずーっと型をやって、それに応じて寄付をするのです。
型を10回できたら10ドルとか。
そういうのは関係なしに、金額を決めても良いです。

こっちもご近所とか親戚から寄付を募るように言われます。

「寄付が集まったら、畳とかカーテンとか新しくできるからねー！」と
先生が思いっきり子供に言っています。

寄付の国だなーと思いますね。

悪いことでは無いです。寄付しなくてもいいわけだから。
そういうプレッシャーは無いし。

そうそう、カラテのカタソンの方は、1番寄付した人は、75ドル（8000円くらい）戻ってきます。
2番目は50ドル、3番目は25ドルだったかな？

現金で寄付して、現金がご褒美に戻ってくるというのはすごく不思議なんだけど
子供にお金を集めさせて、たくさん集まったら、子供にご褒美でお金をあげるという感覚なんでしょうかね。
ちょっと不思議。

ちょっと特別感のある週です。

宿題が終わらない・・ その後

予想通り、上の子は眠くてふらふらしながらも頑張って学校に行きました。
12時半に宿題が終わって、それからシャワーを浴びて寝たので
布団に入ったのは1時を過ぎていたと思います。

こんなに宿題を溜め込んだのは初めてだったので
今回は意外な程（？）、パパが付き合ってくれたので良かったです。
私だったら「宿題やらないで学校行きなー。」って言っちゃいますもんね。
面倒臭いから。

ところで兄ちゃんがピンチになると、妹が妙に生き生きしてきます。
自分から夕食後のお皿を私の分まで下げてくれたり、さっさと布団に入って寝たり
朝だって、自分で目覚まし時計で起きてきて、すぐに着替えて、鏡の前でずーっと髪を解いていました。
突然2才くらいお姉さんになるみたいです。
面白いですねー。
兄ちゃんがピンチを切り抜けるとまたいつもの甘えん坊に戻ります。

いつもいじめられているので、兄ちゃんのピンチは神様が自分のかわりにやっつけてくれてる感じなのかも。
とにかくものすごく嬉しそうになります。

こうして、上の子はますます怒られて、下の子はますます良い子になるというか、うまく立ち回れるようになるんだなーと思いながら見ています。
生まれる順番で性格変わりますよね。間違いなく。

そういえば、娘より1才年上のイトコの女の子は、娘が泣いたら一緒に泣いていました。
「かわいそうー」って。

いろんな子がいるもんです。

宿題が終わらない・・

息子の宿題です。
週末分の宿題をやってなかったのです。

本を読んで、宣伝ポスターとまとめを書くという宿題だったみたいなのですが
彼は、本を最初の方しか読まずにポスターを書いてたらしくて
「まとめを書く」という宿題に、最終日の夜気がついたわけですね。
やっとポスターを描いた、と思ったら、次の宿題があったわけです。
その時点でもう夜。
あわてて本を読むところから始めています。
1週間近くかけてやる宿題を、ほとんど昨日と今日だけでやっています。

今、夜の11時50分。

夏休みの最後の宿題を、夏休みの最後の日の夜中にやっているのと同じ状態です。

今まで彼の宿題は全くチェックしてなかったのですが
DSやったり友達と遊んだりと誘惑が多くなってきて
宿題にまで気がまわらなくなってきたみたいですね。

それが普通なんでしょうけど。

いつ寝れるかなあ。
これに凝りて、また自分でできるようになって欲しいもんです。

私が管理する気は全く無い。
頑張れー。
私はお酒を飲みながら、応援だけしています。
眠い・・・もう12時だよ〜

パパが一緒に考えてあげています。
パパも頑張れー。

シリコンバレー寄席

いやあ、実際にはしばらく行かないと思うのですが
寄席なんかもあるみたいです。

http://www.sushitomi.com/sv_yose/

私は寄席よりも「英語」なんです、とにかく。
余計は情報ばかりが目に付いて困ります。
でもこういうのって誰かに言いたくなるんですよねー。

この日記は、「王様の耳はロバの耳」の穴になってます。

長くアメリカにいることになると、子供達に見せたいなあと思うのでしょうね。

今のところうちの子達は、毎週ロケーションフリーで「吉本新喜劇」を見て馬鹿笑いしているので
関西人より国際人を目指して欲しい親としては、寄席の方が上品でいいような気がするのでした。

キッチンの棚の中っ！

この家に住み始めて3日間くらい驚き続けたことがあります。
毎日、毎回ギョッとし続けていました。

それはキッチンの棚の中・・・

アメリカには基本的に食器棚というものがありません。
特別に見せたい、綺麗な食器を飾る飾り棚は別にして
キッチン周りの作り付けの棚に、必要な物は全部入ってしまうのですね。
まあ広いので、棚も大きいわけです。

我が家にも、そんなしっかりしたキッチンの棚があります。
問題はその中・・・

どうして牛の模様なんでしょうか・・・

外側は白いペンキが塗ってあって、クリーム色のタイルに緑の縁取りがしてある、ある時期に流行ったらしい、かわいらしいキッチンです。
なのに、その扉を開けると全て牛です。
引き出しの中も全て牛です。

２，３カ所ではありません。
カウンターの中も、食料品置き場の中も、キッチンにある全ての扉を開けると牛です。

牛の模様の紙を敷いてあるのではなく、ちゃんと糊で貼ってあります。
素人の技では無いように見えるんですけど。

たまーにやっぱり驚いているのですが、3ヶ月経って見慣れてくると、逆にキッチンって牛の模様が普通なのかも・・と思ってしまう自分がいて、そっちにも驚いたりします。

子供は牛が大好きなので、このキッチンがとってもお気に入りです。

あんまり見慣れてしまうと、引っ越した先でも、キッチンの棚の中は牛にしないといけないような気になってしまうかもしれません。
それくらい迫力があります。