ふぃんさんのぶろぐ

ヨーロッパのお化け

ハンガリーから一時帰国している日本人女性と話す機会があった。

彼女はハンガリー人の男性と結婚して子供もいて、旦那様の両親と同居しているという
ハンガリーに腰を落ち着けようという人。

いろんな国に行ったことがあるらしいんだけど
ハンガリーに飛行機で降り立ったときに、「田舎に帰ってきたような気分」になったらしい。

うらやましい。

彼女はスピリチュアル系に全く興味が無いという話から
何故かお化けの話へ。

なんと彼女は、日本でもヨーロッパでも、たくさんのお化けを見ているらしい。
ちゃんと見たり、存在を感じたり。

そして今住んでいる家にも、同居してるお化けがいるらしい。

なのにスピリチュアル系に興味が無いなんて。

そして日本とヨーロッパのお化けの違いについて教えてくれた。

日本のお化けは「自分に関心を向けて欲しい」というべたっとした雰囲気で、無視できない感じがするらしい。
だから一生懸命無視するんだって。
実家にもおじさんのお化けがずっといたってことだ。
おいおい。

そのお化けがいる横を通れなかったり。

でもヨーロッパのお化けは、単に彼らもそこで生活してますっていう感じで
こっちに無関心なんだって。

今いる家も築１００年を超えてるから、昔住んでた人がまだ住んでるだけなので
全然気にならないらしい。

ふーん。

彼女だけが敏感なわけじゃなくて、家族もその存在を知ってるらしいんだけど
誰も気にしないって。
それはお化けがこっちを気にして無いかららしい。

そーなんだーと思いましたね。

お化けにも国民性の違いってあるのね。
で、彼女はやっぱりスピリチュアル系には興味ないらしい。

思いっきりスピリチュアルじゃん。

慣れてきたけど、ビザの面接出直しだって

自分でも全然驚かないというか、すんなり行く方がびっくり、という感覚になってるのがすごい。

昔だったらどきどきしてたなーと思って。

全部パパに任せてるからってのが大きいんだけど。

書類の一つがコピーだったのがまずかったみたいで
その原本を取り寄せて出直しです。

新学期が始まるまでに行けるといいけど、無理かなー。
どうだろーなー。

東京マラソン出た人発見

我が家のすぐ近くがマラソンのコースになってたので
いつもは全然気にならない東京マラソンがとても身近に感じた今年。
患者さんにいましたよ。
走った人が。

参加するだけでも３年かかったそう。
抽選だもんねー。

家族がテレビをチェックしてたけど全然写ってなかったらしい。

芸能人もたくさん参加してたし、賞金が出るレースだし
何よりお祭りだし、楽しそうでした。

私の大好きな村上春樹もマラソン好きだし
ちょっと走ってみたい気もする・・・
と、春という季節、また実現するはずのない妄想に取り付かれているのだった・・・

とりあえず歩くだけでもしないとなあ。

妄想といえば、ダイエットも継続中。

そういえば、毎年春には英会話とダイエットを目標に掲げてる気がする。

ガーディアン

まだ書いてなかったと思うんだけど。

息子のイギリス留学にあたって、イギリスでの保護者っていう家族を決めないといけないのですね。
ガーディアンって言うんだけど。

で、学校の近くに知り合いがいない場合、業者を使って探すわけで
なんやかんやとお金がかかるわけです。

ところが何と、学校の日本人の先生がそのガーディアンになってくれることになりました。

日本人の先生がいるってことが、その学校を決めたポイントではあったんだけど
おまけが付いてきましたよ。

例えばおじいちゃんとおばあちゃんが孫に会いに行くときも
時間があったら空港まで迎えに行ってあげますよ、とか
そういうことがあまり気にならない人みたい。

幸先良いなーと思っております。

最後の問題は、本当に息子が行くのかどうか・・・

インターの最後の日に、「インターを辞めたくない」「イギリスに行きたくない」と大泣きして
それでも行きなさいと説得したところ、
「どうせ行くならそれまで我侭し放題、甘え放題してやる」と
逆に張り切って好き勝手するようになってしまいました。

あー疲れる。

良い子にしてれば行かなくていいよ、なんて言えないしねー。

とにかく早く行ってくれー！
きっと楽しいよー！（たぶん）

娘が「お兄ちゃんが一番大切なものって何？」と聞くと
「ママとゲーム」って言ってくれる子なんだけど。

春休み

やっとやっと春休みーーー！
朝送ったり、「宿題やれーっ！」って怒鳴ったり
くったくたの２ヶ月でした。

最後の方なんか、なぜか上の子が放課後３０分とか１時間残されて何かやってて、
それを毎日待ってたのはおばあちゃんと下の子なんだけど
なんと宿題をやっていたということが最後の日の前日に判明したのですねー。

前もってやるのではなく、やってなかった宿題をやらされていたようで・・・

そんなこんなで、辞めることを喜ぶのかと思いきや
辞めたくないーって大泣きしてました。
なんてめんどくさい。

年末にあれだけ辞めたいと騒いだのはなんだったんだ。
ま、友達と仲直りして楽しくなったってのが原因なんだけど。

でもそのお陰で、イギリスに行かせる理由ができたので
私としては、希望通り。
ふっふっふっ

来週大使館に行くようで、できればあっちの学校の春休み明けに間に合うといいなと思うのでした。

家にいてもゲームばっかりだし、早く世界に羽ばたいておくれ。
ゲームより楽しい事がたくさんあるよ。

お兄ちゃんをひじきする

娘ネタです。
さっきおばあちゃんに報告してました。

「あのねー、今日ねー、パパもママもお兄ちゃんばっかりひじきしてたのー！」

理解できないおばあちゃん。

「だからねー、お兄ちゃんの言うことばっかり聞いてねー、お兄ちゃんばっかり可愛がるのー」

「もしかして『ひいき』？」
「そう、それ！」

やっぱり日本の公立に入って勉強しようねー。
頑張れっ！

本の出版

私じゃないですよ。もちろん。

新宿のクリニックで一緒に働いている浜野ゆり先生（ﾍﾟﾝﾈｰﾑ）が
５月に本を出版されることになりました。

今まで「セラピスト」とか、占いの雑誌とか
そっち系に精神科医として顔を出して
たくさん記事を書いておられたのですが
いよいよ出版の運びとなりました。
すごいなー。めでたいなー。

溝口先生ももう一冊出すらしい。夏前に。

文句ばっかり言ってないで、世の中を変えていこうと頑張ってる人っていいですね。

そういう本を読んで、患者さんが増えてくれるといいんだけど。
私の外来は未だにちょー暇です。
増えても溝口先生と浜野先生の外来が混むだけなんだけど。

というわけで、あまりに暇で、昨日は息子を産んだ助産院の助産婦さんに久し振りに電話をかけました。
宣伝したら面白がってくれて、早速検査に来てくれることになりました。
営業もやってるんです。

記事を書いたり本を出してる医者が二人と私だもんなー。
なかなか厳しいです。
でもその助産院の妊婦さんが、検査に来てくれるようになるといいなー。
そして生まれた子供たちの検査なんかもできるといいなー。

ビタミンベビーがたくさん生まれたら、時代がまた変わるかも。
「インディゴビタミンチルドレン」って超強力だと思うんだけど。
ちょっと楽しみ。面白そう。

築地のお寿司屋さん

大阪のおじいちゃんおばあちゃんが東京に来ていて
パパと子供たちも一緒に築地にお寿司を食べに行っている。

私は仕事。

で、どんな感じ？って電話したら、
１時間待ちだって。
今土曜日の朝１０時過ぎ。
みんなご苦労さんだねー。

で、隣の寿司屋は、３時間か４時間待ちなんだって。

世間はまだ春休みじゃないと思ったんだけど甘かった。

暖かくなったからねー。

娘がディズニーランドに行きたいって言ってるんだけど
ちょっと恐ろしいことになりそうだ。

かっこいいお兄さんにコーヒーを入れてもらう。

川崎のクリニックは私の診察室だけちょっと離れたところにあって
今までお茶を入れてもらうということが無かった。

朝から院長には看護婦さんがお茶を持って行ってたのだけど
私のところには来なかった。
別にいいんだけど、と思いながら
毎日買ってきたペットボトルのお茶を飲んでたのだ。

それがそれが、とうとうカウンセラーのお兄ちゃんが、私の寂しい気持ちを理解してくれて
コーヒーをたまに持ってきてくれるようになったのだ！
かんどー。

というのも、数日前にスタッフルームにたまたま入ったら、みんなでお茶の時間にしてたのね。
患者さんが少ないときに、一服入れてますって感じで。

私が「いーなー、私診察室で一人で寂しいんですよねー。」って愚痴ってたら
当然そのときもすぐにコーヒーを入れてくれて、違う日にもたまに持ってきてくれるようになったのだ。

面白いのは、スタッフルームでみんなのぶんのコーヒーの用意をしてたのも、そのカウンセラーのお兄ちゃんだったってこと。

去年行ってた水戸のクリニックでも、私が行くと必ずコーヒーを入れてくれたのは事務のお兄ちゃんだった。

クリニックって女性が頑張ってる職場で、たぶん女性だと「何で私が」ってなるんだろうなー。

男性の方が基本的に人数が少ないから、雑用はその人の仕事になるというか
ちょっと外れた存在になるんだろうね。

特に川崎のお兄ちゃんは、身長１８０センチ以上で
細身のすらっとした男前なので、診察室にコーヒーを持ってきてくれるのは
とっても嬉しいのでした。

ここで働き始めて半年以上。
ようやく馴染んできたなって思うのでした。
あーコーヒーがおいしい。

「チャイルド４４」読んだ

あまりに暇で・・・
空き時間を持て余してつい買ってしまいました。

海外ミステリーNO１って書いてあったので。

ロシアのスターリン時代の殺人事件の話なんだけど
何が怖いかって、殺人事件では全くなくて
社会のシステムが恐ろしいというお話でした。

なんとイギリスの29歳の作家のデビュー作らしいんだけどね。

ロシアでは発禁になってるとか。

誰かがぽろっと、「あいつはスパイかも・・」っていうと
すぐに拷問とか、強制労働させられるとか
そういう世界のお話し。
あー恐ろしい。

今の日本って幸せだなあという、予想してなかった読後感でした。
めでたしめでたし。