日本人ママから回ってきたので、せっかくだからと読んでみた。
話自体は既に超有名だし、どう考えても泣くだろうなーと思って乗り気じゃなかったけど
良い本だという評判だし、しゃあないか、泣いてやろうと思って読んだ。
予想通りよく泣けた。
設定からしてどうしようもないでしょう。
ダメ息子に親身になる母親が、癌で死んでいく姿を息子が思い出とともにつづっているわけだから。
しかもその息子が超マザコンだし。
私も母子家庭だったし、今は超マザコンの息子がいるし、私自身はマザコンじゃないけど、主人公の気持ちがとてもよく想像できた。
やっぱりねー、人の死をいかに楽に受け入れられるかっていうのは、もうスピリチュアルしかないでしょう。
「千の風になって」みたいに、死んでもどこか別の所で生きているとか思わないと、一緒に過ごした幸せな時間と引き替えても、その辛さはいらないんじゃないかと思うんだけど。
だから本を読んで泣きながら、リリーさんちょっとスピリチュアル勉強してね、と思いました。
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